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不動産用語集

アスベスト

繊維状の性質をもつ鉱物。
一般的に石綿を呼ばれ、耐火性にすぐれた建築材料として昭和30年多く用いられていたが、発ガン性物質として近年危険度が改めて問われている。
アルコープ 部屋や廊下など壁面の一部を少し後退させて作る窪みや空間。
ウォークインクローゼット 人が歩いて入れる部屋型の大型収納スペース。
主に衣類の収納に使われる事が多く、棚やハンガーパイプが付いていたり、システム収納が組み込まれていることが多い。
エクステリア インテリア(室内装備)の対語。
外壁、門柱や塀、フェンス、植栽などを含めた家の外側全体をいう。
オートロック エントランスのドアの開錠を暗証番号や鍵、または室内からの操作によっておこなうセキュリティシステム。
マンションやホテルなどで広く採用されている。
オートライト 足を一歩踏み入れると、センサーが作動して、自動的に照明がつくシステム。
玄関などに使用されることが多く、暗い中でスイッチを探したり、つまずく心配が少ない。

オープン

キッチン

ダイニングとの間を壁等で遮断されていないキッチン。

オール電化

システム

冷暖房や給湯、調理設備など、住宅内の熱源をすべて電気としたシステム。
ガスと比較すれば、まだなじみが薄いが、空気を汚さず、ガス漏れのような事故を妨げるのがメリットである。
超高層マンションなどで採用されることが多い。1人暮らしの高齢者や、火事になった場合に消防車の放水が届かないような高層階居住者には安心できるシステムといえる。
さらに、大気熱を利用したヒートポンプにより、省エネ・低ランニングコストで可動するシステムの導入も進んでいる。
追い焚き機能 浴槽に入れたお湯がさめた場合、もう一度沸かし直せる機能。
最近では、お湯が冷めたり、水位が下がったりすると感知して、自動的に適温、適量に戻す全自動機能プリオールオートを備えた浴槽もある。
オプション 分譲住宅(マンション)で最初から決まっている標準的な設備や仕様以外の設備や部品、仕上げのこと。
基本的には別途費用を払って、設備や部品などを加えたり、取り替えたりするものである。
温水洗浄便座 洋風便座に設置して温水によっておしりを洗浄する機能を持った便座のことである。
便座に暖房機能が付いたタイプ、温風が出て洗浄後のおしりを乾燥できる機能が付いたタイプ、ビデ洗浄やマッサージ機能が付いたタイプ、用便後の臭いを除去する脱臭機能が付いたタイプなど、多彩な商品がある。最近の新築マンションの中には、最初から温水洗浄便座が付いた物件もある。
ちなみに、「ウォシュレット」はTOTOの商品名。

買取保障

システム

このシステムは、まず専任(または専属専任)媒介契約を結んで、通常どおり売り出す。
そして、あらかじめ定めた期間内に売れなかったときに当初の査定価格の一定割合で買い取るというもの。
仲介会社は、買い取った物件を自社物件として転売する。
買い取り割合は会社によって違うが、査定価格の8割前後が一般的。
住宅を買い替える場合、手持ち物件を売却する前に購入先が決まってしまい、残金決済までに確実に物件を売らなければならないような場合に有効となる。

カウンター

キッチン

「対面式カウンターキッチン」ともいわれ、カウンターキッチンとは、キッチンとダイニングルームとの間のカウンターがついているキッチンスタイルのこと。
カウンター越しに調理や皿の受け渡しができるダイニングルームにいる家族や客と話しながら、調理や後片付けができたり、カウンター越しに調理や皿の受け渡しができたり、
小さな子供のいる家庭では、親がキッチンにいる間でもカウンターを通して、子供の様子をうかがうことができる。
鴨居 和室の障子や襖など開口部の上部に取り付ける、溝を彫った横木のこと。
開口部に引き続く壁面に、鴨居に合わせて化粧板を通してつける付け鴨居や、土台を兼ね、足固め兼用で大きな材料を使う指鴨居など、さまざまな種類がある。
カラン カランとは、水栓金具のこと。オランダ語で、水栓、蛇口のことをいう。
また、ガスホースの取り付け口のことを「ガスカラン」といったりもする。
基礎工事 基礎は建築工事の中でもいちばん重要なポイントのひとつである。
湿気を防ぐための床下換気口が適切な位置に付いているか(4m~5m間隔)、コンクリートにひび割れがないか、土台と基礎を結びつけるアンカーボルトの長さや数は十分か、基礎と土台に隙間がないかなどのチェックが大切となる。
最近は、鉄筋コンクリート式の基礎が一般的だが、ごくまれに鉄筋が入っていないケースもあるので要注意。
キッチン キッチンのスタイルについては、
(1)オープンキッチン
(2)セミオープン型キッチン
(3)クローズドキッチン
(4)アイランド型キッチン
があり、それぞれに利点や特徴がある。

「オープンキッチン」はキッチンとダイニング・リビングとの仕切りがなく、連続した間取りとなっているスタイル。
解放感と採光に優れているが、キッチン部分が丸見えで調理時の煙や臭いも漏れてしまう。

「セミオープン型キッチン」は、流し台や調理台が丸見えにならないように、カウンターなどで間仕切るスタイル。
マンションなどに多い対面カウンターキッチンはこのタイプになる。

「クローズドキッチン」は、リビングやダイニングなど他の部屋からキッチンが独立したスタイル。
「独立型キッチン」ともいわれ、キッチンの雑然とした風景が見えず、調理時の音や煙や臭いも漏れず、調理に集中できる。
ただし、片時も目が離せない幼児のいる家庭には、他の部屋に目が届かないという点では不向き。

「アイランド型キッチン」は、流しや調理台を壁面から離して室内の中央に配置するスタイル。
島のように見える事から、この名前で呼ばれている。
動きやすく、複数の人がどの方向からも作業でき、ホームパーティを開く時などにもおしゃれに使える。ただし、調理の際に出る油や水ハネについては相応の配慮が必要とされる。

キッチン

パネル

キッチンのコンロ周辺の壁面に取り付ける壁面パネルのこと。
油や臭い、汚れがつきにくく、手入れが簡単な、ステンレス、アルミ、メラミン不燃化粧板、ホーローなどの仕上げ材料でつくられたものが製品化されている。
タイルが一般的で、大きなタイルを使う程掃除がしやすく、かつ高級感も出るため、最近では大型化が進んできている。
給湯器 湯を供給する器具、湯沸かし器などのこと。
給湯器の熱源はガスが一般的だが、石油、電気、ソーラーなどもあり、深夜電力を利用するタイプは省エネになるといわれている。
以前は、キッチンには小型湯沸かし器を設置し、浴室はガス風呂釜でお湯を沸かすのが一般的だったが、最近は、キッチン、浴室、洗面室など、お湯が必要な3~4ヵ所に同時に給湯する給湯器設備が増えてきている。
最近はハイパワー化が進んでおり、浴室のお湯を早く入れることができるようになった。給湯するだけでなく、追い炊き機能や高湯差し機能などもある。
鏡面仕上げ システムキッチンなどで、建具扉として使われる建材の表面仕上げの種類。
表面が鏡のようにピカピカ光っていることから鏡面仕上げといわれ、汚れがつきやすい部位であれば掃除がしやすいし、耐久性も優れている。

クーラー

スリーブ

。冷暖房機の冷媒管や排水用のドレン管を外部に出すために設けられた穴のこと。
マンションなどでは、主な居室には設置されているが、設置されていない場合は、共有部分を変更する工事が必要となるので管理組合の承諾が必要。

クッション

フロア

裏打ちに不織布やビニール層を使用し、中間に発泡層、表面に透明ビニールを積層し凹凸をつけて仕上げた塩化ビニル系のシート状床材。
床材には、木 繊維(カーペット)、石、タイル、レンガ、セラミックのほか塩化ビニール製の床材「クッションフロア」がよく使われる。
弾力があって歩きやすく、柄が豊富で掃除がしやすく耐久性があるため、キッチンや洗面室など水回りで手軽に使われている。
曇り止め 洗面室の鏡は、浴室の湿気や熱気で曇りやすいため、スイッチを入れておくと鏡の曇りを自動的に晴らし、また防止してくれる曇り止め機能が付いているものなどがある。
クロス クロスには何種類か種類があり、壁や天井に張るクロスには、布、紙、ビニールなどを使うことが多い。
布製のクロスは温かみがあり、通気性・吸湿性に優れ、リビングや寝室に合う。しかし、簡単に洗浄できないので、表面に保護スプレーをかけておくか、時々専門業者に掃除を頼むといい。
紙のクロスは、デザイン的に優れ、色柄も豊富。耐水加工されていれば、家庭でも簡単に手入れができる。
ただし、和紙の場合、原則的には張り替えて使う必要がある。
ビニール性のクロスは、通気性、吸水性は劣るが、色柄が豊富で水抜きができるなど手入れが簡単に行える等の利点がある。
クローゼット 収納庫のことを「クローゼット」といい、ハンガーパイプが設置され、衣類を収納するものが多い。
「ウオークイン・クローゼット」と呼ばれる部屋状の大型クローゼットは、収納量が多く、吊り下げた形で収納できる便利さから人気が高い。
最近では分譲マンションでも設置されるケースが目立つ。
「ウオークイン・クローゼット」を作るには一定の面積が必要だが、逆に、小さなスペースを利用して効率良く収納できるのが「ロータリー・クローゼット」。
回転式のハンガーパイプを設置し、そこに衣類を収納することにより、ハンガーを回転して衣類を出せ、収納量も増やすことができる。

ケーブル

テレビ(CATV)

Cable TelevisionまたCommunity Antenna Television(共同アンテナテレビ)の略で、有線テレビのことである。
共同の親アンテナで電波を受け、これを所要のレベルまで同軸ケーブルで加入者に分配するシステムであり、元々はテレビの難聴視地区のために開発されたが、最近では、地域の情報を自主的に放送したり、テレビ番組の再放送、ホームショッピング、映画やスポーツの放送など、高度情報化時代のニューメディアとして新しい産業・商業施設が集まった開発地区で使われることが多い。
サイディング サイディングは住宅の外壁に貼る乾式の外装材で、価格や耐久性は素材、地理的な要因や、定期的に補修を行ったのかによって、変わってくる。
サイディングボードともいう。

システム

キッチン

流し台や調理台、ガス台、吊戸棚などが部品化して企画されて一体成型したキッチンのこと。
部屋の広さや使い手の好みに応じて自由に組み合わせて選ぶことができるキッチンセットであり、一般的に天板と呼ばれる一枚板をのせたものをいう。
継ぎ目がなく一体に作られていることが多く、賃貸でも新築を中心に主流になってきている。
遮音材 音を遮断する時に使う材料。一般に、戸境壁の遮音は、話し声やピアノの音などの空気伝播音だけを考慮すればよく、戸境壁に直接クロスを張りつけた直貼工法の方が遮音性が高い。
一方、床の遮音は、子どもが飛び跳ねたり、走り回ったりする時の重量衝撃音と、物を床に落としたり、家具を動かしたりする時の軽量衝撃音は、カーペートを敷くだけでも効果がある。
コンクリートや石材、鉄材など重量の大きい物ほど、遮音性能が高いとされている。
障子 和室の、外に面した壁や室内の壁の開口部に取り付ける建具のこと。障子紙を通して、ほのかに明るい採光ができ、断熱効果も高い。
障子にも様々な種類があり、障子の一部にガラス板をはめ込み、その部分に開閉できる小さな障子を設けた「雪見障子」、全面が格子組になって腰板のない「水腰障子」、障子の一部が開閉できる「猫間障子」、下部に板(腰板)を取り付けた「腰付き障子」などの種類がある。
洗浄器 コメント

食器洗い

乾燥機

通常「食洗機」。
家族5~6人分の食器をノズルから噴き出すお湯と、食器洗い機用の洗剤で洗い、温風で乾燥する設備がシステムキッチンに組み込まれている場合がある。
乾燥終了まで60分~90分程度で、手間が省けるため最近つけている家庭も多くなってきている。
シングルレバー混合栓 1つのレバーで水とお湯の切り替えや水の量が調整でき、水とお湯の量を調節する事により温度の調節もできる、カラン(水栓)のこと。
最初に左右の位置を決めておけば、あとは上下操作で湯水の量だけ変えればいいので、キッキンや洗面室で使うのに適している。
片手で簡単に操作できるので最近では高齢者用の住宅に取り入れられることも多い。
人造大理石 人造大理石とは、人工的に作られた大理石風素材のこと。
アクリルやポリエステルなどの天然石粉に合成樹脂と顔料を加えて作られ、柄のないタイプから、石目調、マーブル調といったものまで色柄が豊富である。
高級感があるので、合成樹脂に天然石を混ぜて成型した、大理石風の素材でシステムキッチンの天板や浴槽などで利用されている。
スプリンクラー 消化設備ひとつであり、火災が発生した時に、自動的に散水して消火する。
消防法によって、一定以上の大きさのマンションやビルには、設置が義務付けられているが、一般の戸建て住宅には設置の義務がない。
スロープ 坂、斜面、傾斜のこと。  主に車いすなどの移動で、段差を解消するために使用し、公共の建物や住宅のエントランス付近の横に横にスロープを併設したりしたものが多く見られる。
特に、足腰の弱い高齢者や車椅子を使っている人に便利なので、高齢化社会の到来とともに、今後も普及していくと考えられる。
設備 マンションに備え付けられる機器類。
電機設備、空調設備、衛生設備、昇降機などのものを総称してそう呼ぶ。
洗面化粧台 洗面化粧台とは、洗面ボウルを組み込んだアンダーキャビネットと、鏡付きの収納キャビネットを一体に組み合わせた、ユニット型の洗面台のこと。
またこれに、洗髪できるシャワーが付いて、洗面ボウルを大きくしたタイプを「洗面洗髪化粧台」(シャンプードレッサー)という。

ダイニング

キッチン

台所とキッチンがとなりあわせになっており、1つの部屋で兼用しているものをダイニングキッチン(DK)という。
これに居間(リビング)を加えたものがLDK。広さの目安は、LDKが8畳以上、DKが6畳以上、LDが6畳以上とされている。
タイル 壁や床を覆う陶磁器製の建築材料。耐候性・耐熱性・防火性・防水性に優れ、劣化・変色・変質がなく、酸やアルカリなどの薬品に対して耐性があるため、建築仕上げ材として建物やキッチンのワークトップ(天板)や壁、床などで使用される。
また、その利点から、浴室で使う例も多く、その場合、色柄以上に、水に濡れても滑りにくく、裸の肌に優しい感触の素材であることが大切。その意味から、浴室の床や壁には、半磁器質タイプが使われることが多い。
ダウンライト 天井に埋め込むタイプの小型の照明。
照明器具が表面に出ないので、空間がすっきりし、部分的に照らすので落ちついたムードになることから、住宅では、リビングの間接照明として使われたり、廊下に使われることが多い。
宅配ボックス 不在時に宅配便などの手荷物が配達された場合、受け取ることができるロッカー設備のこと。
多くはエントランスホールに設置されてあり、24時間受け取り可能なので、配達を気にせず外出ができる。
宅配ロッカーとも呼ばれる。
わらを糸で刺し固めた床(とこ)に、陰干ししたいぐさで編んだ畳表を付けて、家の床に敷く建材のこと。
最近は、フォームポリエスチレンやインシュレーションボードが使われるようになり、わら床は少なくなっている。
いぐさを陰干ししたものを横、麻や木綿糸を縦にして織った畳表は裏返して2回使うことができるので、畳店に打ち直してもらう。
畳の大きさは地域によって異なり、京都地方で用いられている畳を関西間(京間)と呼び、6尺5寸(約1m91cm)を1間とする。中部や九州地方では、中間(中京間)で6尺3寸(約 1m82cm)の大きさになる。関東・東北・北海道地方で多く使われるのが関東間(田舎間)で、6尺(約1m76cm)が1間。
さらにマンションや団地の畳のサイズは、物件によって異なることも少なくない。

ツーウェイキッチン(2WAY)

キッチンからの出入り口が2カ所あり、リビング・ダイニングへだけでなく、洗面室などへも出入りできるようになっている。
洗面室とつながっていると料理をしながら洗濯ができ、動線が短いため家事が効率的であり、最近のマンションでは廊下や洗面室だけでなく、バルコニーへの出入り口もあるスリーウェイキッチンも登場。
キッチンで出たゴミを捨てたり、洗濯物を干すのに便利でもある。
テラス ダイニングやリビングから直接出入りできるようにした、庭先に向いた広めの戸外のスペースのこと。
リビングの延長で、家具を置いてお茶を飲んだり、くつろいだりする時に使う場合が多い。
テレビモニター付インターホン 室内にいながら、テレビモニターを通して来訪者を確認できるため、ドアを開ける前に安全を確認できるし、ドアに近づかなくても相手を確認できる。
また「モニター付きドアホン」ともいう。
天板 キッチンで調理台として使う部分。
カウンタートップ、またはワークトップともいわれ、これまではステンレスが主流だったが、最近は人造大理石など、素材が多様になってきた。
電気調理器・電磁調理器 電気で熱くなるヒーターがついていて、鍋底に密接させて調理するのが「電気調理器」。
これは、直火のガスのように、煮えこぼれによる立ち消えの心配がなく、部屋の空気も汚れない。ガス爆発や不完全燃焼の心配がないため、超高層マンションで導入されることが多い。
一方、磁力線を使って鍋底を発熱させるのが「電磁調理器」。電気調理器と同じメリットを持つが、プレート自体は熱くならない。「IHヒーター」として話題になっている。
床の間 日本の住宅の畳に見られる座敷飾りのひとつで、和室の顔のような存在で、床の間を背にして座る位置が上座であるといわれる。
床柱、床框、床板、落とし掛けなどからなる。
最近では、新しいタイプや略式の床の間も多く、「踏み込み床」は、床框がなく畳面と地板高さを揃えてあり、狭い部屋では便利。
トップライト 上からあたる光のことを指し、住まいの場合には、天窓などを意味していることが多い。
玄関の出入口の扉は、洋風の玄関に使用される開き扉、和風の玄関に使用される引き戸がある。
さらに開き扉は1枚だけのものを「片開きドア」、2枚組み合わせたものは「両開きドア」、2枚の扉に大小があるものは「親子ドア」などの種類がある。
最新のマンションでは地震によるゆがみによって閉じ込められることのないよう耐震仕様ドアが採用されている。
内装 建物や車両の内部の設備の総称。
ニッチ 廊下やホールの壁を窪ませて作る飾り棚のこと。上から照明の光を落としたり、草花やインテリア類を置けるようにしたりなどする。
パイプスペース(PS) 上下水道管の配管スペースのことで、間取り図では「PS」と記される。
寝室の近くにパイプスペースがあると、夜間に上階の居住者が使ったシャワーやトイレの排水音が耳障りに感じることもあるので、マンションを買う時には、パイプスペースの遮音仕様や管の材質を確認しておいた方がよい。
バスタブ 浴槽のこと。
材質では、FRP、ホーロー、人造大理石、タイル、ステンレス、木など多彩。大きさは、肩までつかれ足が伸ばせる洋風タイプ、その中間の和洋折衷タイプがある。
巾木 床と壁の継ぎ目で、壁の最下部に取り付ける細長い横板もこと。
床と壁の境目となり、汚れたり、壊れやすい壁の下部を保護するのが目的に利用される。
ビニールソフト巾木のものが一般的で、ハイグレードなものになると木製巾木が使われている。

パラボラ

アンテナ

指向性アンテナの1つで、衛星放送を受信するのに必要皿状の2次曲線(parabola)の回転体の焦点の部分にアンテナの受信部を設置する。
皿に垂直に入射した電波が焦点に集められるので,微弱な電波を受信することができ、最近のマンションには、あらかじめ共用のパラボラアンテナを設置し、各住戸内に衛星放送用の端子を配線している所も多く、各世帯でパラボラアンテナを設置しなくても、衛星放送が見られるようになってきた。
柱の上に張り渡し、屋根を支える材のこと。
垂直に立つのは柱、横に寝ているのは梁である。柱が垂直に立っているだけだと不安定なため、それをしっかり支えるには、斜めにつっかい棒をあてるか、水平に木を噛ませればいい。梁はそういう役目をしている。
バルコニー 2階以上の構造の建物で、建物の外壁から外側に突出した形で設けられる、屋根のない、手すり付きの屋外の空間のこと。
手すりの高さは、床面から110cm以上と決められている。
その種類も複数にわたり、マンションの北側に設置された小さなバルコニーを「サービスバルコニー」、屋根部分を利用して作ったバルコニーを「ルーフバルコニー」といい、一般的にマンションでは、下階の住戸の屋根を、上階の住戸のバルコニーとして使う例が多い。
通常のバルコニーより広く、開放感があるので、パーティスペースとしても使え、人気が高い。
また、分譲マンションでは、バルコニーは共有部分にあるため、住居の居住者が専用的に利用できるものの、改造を加えたり、物置を置いたりしてはいけないとされ、そのためバルコニーの面積は、専有部分の面積には含まれず、別途に表示されている。
ハンドシャワー 洗髪洗面化粧台には、水栓に伸縮するシャワーヘッドが付いていて、それを引き出して使えるものがある。
このタイプの化粧台は髪を洗ったり、洗面ボウル周辺を掃除するときに便利である。
パントリー パントリーとは、食品庫のことで、主に食品を収納しておくための部屋だが、住宅の場合は、食器などをしまっておくこともある。
キッチンの隣に設置されることが多く、スペースが広ければ、パントリー内で、調理の下ごしらえもできる。
ビルトイン 備え付けの意味で、建築段階からあらかじめ家具や設備がつくり付けられていることである。
例としては、ビルトインエアコン、ビルトインクローゼットなど収納家具や設備機器が建物の構造部分と一体化するように設置されているものなどがある。
和室の仕切りに使う建具のひとつで、紙や布を表面に張った木製の間仕切り建具のこと。
引き違い戸なので、開閉が容易なのが利点である。
マンションでは一般的に段ボールが芯の段ぶすまが使われているが、ハイグレードなものはそりにくい本ぶすまを使用したりもする。
フローリング 床を覆うための木質系の素材、及びおよびそれらを用いた床のこと。
素材の種類を大別すると、ナラやヒノキ、サクラなど天然木材を削って作った単層フローリング(無垢)と、天然木材と合板や集成材を張り付けて使った複合フローリングに分けられる。
フローリングは、清潔感があり掃除もしやすいが、カーペットや畳に比べ、衝撃音が階下に伝わりやすいので、遮音フローリングを使用することが必要となってくる。
分電盤 電気を安全に使用するために必要な漏電遮断器(漏電ブレーカー)や配線用遮断機(安全ブレーカー)を1つにまとめた箱のことである。
保守点検が容易に行えるように取り付けられており、住宅用分電盤では、これらの他に電流制限器(アンペアブレーカー)を取付けられるように設置スペース(「リミッタスペース」と呼ばれている)を設けてある製品と設けてない製品が販売されてたり、業務用分電盤(電灯盤など)の場合には漏電遮断器や配線用遮断器のほかに電力量計や制御用のリレー、証明リモコンで制御するための制御ユニットなどが組み込まれている場合がある。
ペアガラス ガラス板を2枚利用した窓用建材。
2枚の板ガラスの間に乾燥した空気を密封してあるものが多く、断熱遮音効果が高く、結露防止にも役立つ。
ポーチ 玄関から突き出ている部分で、建物の屋根とは別のひさしまたは庇を持っているスペースのこと。
本来は、一戸建て住宅で使われる言葉だったが、最近ではマンションでも、門扉を備えた「専用ポーチ」を設け、一戸建て感覚をだした住戸も増えてきた。
防水パン 防水性の高い材料で作った排水口を持つ皿上の受け台。洗濯機をおくためのものを洗濯機パンともいう。
位置は固定されており、洗濯機専用の給・排水設備が付いている。
マテリアル 材料や素材のことの意。
メーターボックス(MB) 玄関の近くに、電気やガス、水道などのメーターを集め、検針をしやすくした設備。
間取り図では、「MB」と表示されている。
面格子 住宅の窓の外側に、防犯などを目的として一定の間隔で打ちつけられた、金属製の格子。
廊下や台所の窓に、泥棒よけとして使用している場合が多い。
床下収納庫 床下に設けられた収納スペースのこと。
一般的には床下点検口も兼ねて1階のキッチンや洗面所に設けられることが多い。大きさは、ビールケースが入る程度から人が入れるくらいの大きなものまで幅広くある。
マンションでは、1階住戸に設置されていることが多く、最近では和室の畳下や、洋室の床に大型の収納スペースにした床下収納もよく見られる。
床暖房 床に発熱装置を埋め込んだ暖房システムのことで、温水式と電気式がある。
直接、足の裏を通して暖かさが伝わる作用と、床を全体に温めることで、ふく射熱として空気に伝わる間接的暖房効果があり、室内の空気も汚さないし、足元から温めるので、人にやさしく、ほこりを舞い上げないのでアレルギーの人にも安心といわれている。
ユニットキッチン 流し台、調理台、ガス台、吊戸棚などの機器を一体化したキッチンシステム。
ユニットバス(UB) 一体化された浴室のことで、賃貸マンションや小さなビジネスホテルでは、浴槽、洗面台、便器の3つがセットになったユニットバスが使われていることが多い。
タイルを一枚ずつ貼って築き上げていく従来の工法のバスルームと比べ、施工時の大幅な時間短縮を図れる上に、下の階への水漏れのリスクも少ないという利点があるため、戸建住宅からマンション、アパートといった集合住宅、ホテル、病院などさまざまな建造物に利用されている。
浴室暖房換気乾燥機 浴室の天井に、乾燥機をビルトインしたもので、ユニットバスなどの浴室用の換気・暖房・涼風・乾燥などが一台で可能な設備機器のこと。
ガス式と電気式の2つの種類がある。
天井から吹き出す温風で、浴室内を乾燥させたり、洗濯物を乾かしたり、寒い冬にはスイッチを暖房に切り替え、入浴する前に浴室を暖めておくことなどができるので、急激な温度変化に弱い高齢者や病人、乳幼児などに便利な設備。
琉球畳 縁なしの半畳サイズで縦と横の寸法が等しい正方形の畳。
和室だけでなく、リビングの一部に置くことで、インテリア性が高まるとして人気がある。
ルーフバルコニー マンションにおいて、階下の住戸の屋根をバルコニーとして利用したもので、土地の有効利用として取り入れられます。
通常のバルコニーより広い面積がとれるが、一般的に屋根はつかないものが多い。
青田売り 未完成の建物や造成前の宅地を販売すること。
元来は「稲が十分に成熟しないうちに収穫高を見越してあらかじめ産米を売ること」の意味であるが、不動産業界においては、未完成の宅地あるいは建物の売買等を示していう。
青田売りは、契約前に完成したものを確認することが出来ないのでトラブルになりやすいのが現実なので、宅建業法により広告の開始時期の制限(同法33条)、工事完了時における形状・構造等の書面による説明(同法35条1項5号)、契約締結等の時期の制限(同法36条)、手付金等の保全(同法41条)の規制を受け必要等がある。
アフターサービス アフターサービスの内容と保証期間については売主によって異なり、建物の部位ごとに数十項目にわたって細かく決めているケースと、主要構造部とそれ以外というふうに簡単なケースなど様々なものがある。
ちなみに、アフターサービス以外にも売主が発見できなかった欠陥(法律用語では「隠れた瑕疵」という)については不動産会社が売主の場合、引渡し後2年以内に発見されたものについては、売主が責任を負うことが法律で定められている。
移転登記 ある人が持っていた権利が他の人へ移転したことを登記すること。
記入登記のひとつであり、土地や中古住宅を購入する時には、売主か買主所有権の移転登記を行う。
移転登記は、附従性を持つ地役権を除き、登記できるすべての権利についてなされる。
なお、所有権の移転登記は主登記でなされ、所有権以外の権利の移転登記は附記登記でなされる。
違反建築物 ある建物において、施工される時点で現行の建築基準法またはこれに基づく法令、もしくは条例の規定に違反して建築された建築物、およびいったん適法な状態で建築されながら、その後の大規模な増・改築、用途変更等の結果、違法となった建築物をいう。
建築確認を受け付ける特定行政庁(地方自治体)は、違反建築物を発見した場合、取り壊し・修繕・改築・使用禁止などの是正措置を命じることができます。
一般媒介契約 宅地建物の媒介契約の一類型で、依頼者が複数の宅建業者に媒介を依頼することが出来る内容の契約のこと。
自らが買主を探すことも制限されず、宅建業者に指定流通機構への物件登録を依頼できるが、成約に向けての積極的努力義務、業務処理の報告義務は無い。
一般媒介契約には、他に依頼した業者名を明らかにする明示型とこれを明らかにしない非明示型とがあり、一般媒介契約は専任媒介契約と比べて沢山の業者に依頼することが出来るため依頼者には有利な契約である。
この契約は、他の業者に横取りされる可能性があるため業者があまり成約に努力しなくなるという声もあるが、専任媒介契約では依頼する宅建業者の実力により成約できるかどうかが大きく左右されるため、余程信頼できる業者を知っている場合以外は一般媒介契約の方が有利な場合もある。
印鑑証明 必要書類に捺印されたものが間違いなく本人の印である事を証明するもので、印影があらかじめ届け出されたものと同一の印鑑によるものであることの官公署の証明をいう。
法人の代表者等の印鑑は登記所(法務局)、一般個人の印鑑は市町村または区に届け出て、証明を受ける。
届出の印は実印と呼ばれ、そうでない認印(みとめいん)と区別される。
印鑑証明は、不動産の登記事務((不動産登記法施行細則42条、42条の2)や公正証書の製作(公証人法28条、31条、32条)には印鑑証明が義務づけられており、重要書類の作製には切っても切れないものだが、その他の取引等についても人違いでないことの確認等のため要求されることがある。
また、この印鑑証明の有効期間は、上記細則44条が作成後3カ月以内のものに限ると定めているところから、一般に3カ月とされている。
請負契約 請負人がある仕事を完成させる事を約し、注文者がその仕事の結果に対して報酬を与える事を約束する契約のこと。
一般的には建物の建築とか土木工事などの請負工事のような有形的な仕事について締結される。
注文者は完成した目的物の引渡しを受けるのと同時に報酬を払えばよく(同法633条)、これに欠陥等があれば修補や損害賠償の請求ができる(同法634 条)。
また、注文者は仕事が完成するまでならいつでも請負人の損害を賠償して契約を解除することができる(同法641条)。
なお、土木建築等の業者との請負契約については、紛争を防ぐため必ず法定の内容の書面(通常は契約書)を作成交付することを義務付けられている(建設業法19条)。
内法計算・壁心計算 建物の床面積を測る時には、壁の内側を測る「内法(うちのり)計算」と、壁の中心線を基準として測る「壁芯(へきしんけいさん)計算」がある。
内法とは、対象物の内側を測った距離のことであり、マンションを登記する時にはこの計算を使う。
一方、建築確認は壁芯計算を用いるため、物件広告と登記簿の専有面積は一致しなくて、登記簿の方が小さいということが起こる。
公的融資を受ける時には壁芯計算で判断されるが、税金の軽減措置の多くは内法計算で判断される。
わずかな違いで、減税の対象から外れることもあるので、登記簿の数値に注意しておく。
したがって融資を受ける場合や税金の軽減措置を受ける場合には十分な注意が必要となってくる。
ちなみに、一戸建て住宅の場合は、建築確認、登記とともに、壁芯計算で算出する。
買替え特約 住宅を買い替える場合、手持ち物件の売却前に新規物件の購入契約を締結する際、手持ち物件を売却できなかった場合に備えるため、購入契約に「~日までに手持ち物件を売却できなかったときは、本契約を白紙解除できる」といった旨の特約をつけることがあり、この特約を買替え特約という。
解除条件 将来不確定な事実が発生することによって、既に発生している契約を解除し、その等法律行為の効果が消滅させるための条件。
例えば、「代金支払いが滞った場合には、買った物を返還する」という場合、「代金支払いが滞る」という事実が解除条件である。
不動産業界では、売買契約を締結し、転勤になったらこの契約を失効させるという条項を入れるような場合、解除条件付売買契約という。
条件を付けるかどうかは当事者の自由であるが、婚姻、養子縁組、相続の承認、放棄、手形の裏書(手形法12条1項参照)などについては、不安定な法律関係を続けることは相当でないから条件は付けられない。
反対に、契約等の効果の発生が不確定な事実にかかっている場合を停止条件という。(同法127条1項)。
開発 一定以上の面積の土地を造成したり、区画を変更すること。
開発許可 都市化の進展に対しスプロール化の弊害を防止し、都市の健全な発展と秩序ある整備を目的として開発行為を許可制としているもので、都市計画区域内で、一定の広さ以上の土地を造成したりする場合に、知事または、法令指定都市の長が与える許可のこと。
許可を必要とする面積は政令で原則として1,000平米以上とされているが、三大都市圏の一定の地域については500平米以上とされている。
また、都道府県の規制により区域を限って300平米までの範囲で別に定めることができるものとされている。また、当該都市計画が定められていない都市計画区域においても3,000平米以上の開発行為を行う場合は同様にこれが必要である。
ちなみに、市町村は別途開発指導要綱を定めている場合も多い。
解約 当事者の一方の意思表示により、賃貸借、雇用、委任、組合などの継続的契約関係を消滅させること。
「解除」がその効力が過去に遡るのに対し、「解約」は将来に向かってのみ消滅の効力が生ずるとされている。
しかし、民法上は解約と解除が混同して使用されており、明確な規定はない(民法541条、620条、625条3項等)。
つまり、売買、贈与契約等の非継続的契約関係においての解約または解除はその効力が過去に遡るのだが、逆に賃貸借、雇用、委任、組合などの継続的契約に関する解約または解除は将来に向かってのみ消滅の効力が生ずる。
解約手付 手付の一種で、売買契約に際し、契約の一方当事者(通常は買主)が相手方に対し、解除権を留保する趣旨で交付する金銭その他有価物を指す。
一般にその金額についての制限などはないが、宅建業者が対象不動産等の売主の場合には、20%を超えることはできない(宅建業法39条)。
解約手付が授受されると、買主からはそれを放棄すれば、また売主からはその倍額を返しさえすれば、契約を解除することができる(民法557条1項)。
ただし、相手が契約で定められたことを始めるなど履行に着手すると、手付解除は認められない。
解除の方法などは一般の場合と同様であるが、手付額、または倍額のほかに損害賠償を請求することはできない(同条2項)。
瑕疵担保責任 「瑕疵」とは欠陥の意で、瑕疵担保責任とは、(売買の目的物に「隠れた瑕疵」(通常の一般人の注意では容易に知ることができないような傷や欠陥)があるときに、売主が買主に対して負わなければならない責任のこと。
具体的に瑕疵(かし)とは、建物にシロアリがついていたとか、土地が都市計画街路に指定されていたことなどをいう。
買主は、善意無過失である限り、契約時にわからなかった瑕疵のために損害を受けたときは、売主に対して賠償請求をすることができる。
さらにまた瑕疵のため契約の目的を遂げることができない場合には、契約を解除することができる(同法566条1項)。
平成12年4月に住宅品質確保促進法が施行され、新築住宅の基本構造部分において、完成引渡し後、10年保証が義務づけられた。
個人間の不動産売買契約の場合は瑕疵担保責任の対象となる範囲や、責任期間などを特約により定めることが多い。
瑕疵担保責任についての特約の制限 宅建業者が自ら売主となる宅地、または建物の売買契約においては、瑕疵担保責任についてこれを負う期間(民法570条において準用する同法566条3項に規定する期間)を、その目的物の引渡しの日から2年以上とする場合を除き、民法に規定するものより買主に不利となる特約をしてはならないした制限のこと。
買主に不利な特約とは、瑕疵担保責任を負わないとするもの、これを負う期間を買主が知ったときより1年未満の期間とすることのほか、契約解除も損害賠償も認めず補修のみを行うとするもの、瑕疵の個所によっては責任を負わないとするもの等があげられる。
具体的に例を挙げると、買主に不利な特約とは、瑕疵担保責任を負わないとするもの、これを負う期間を買主が知ったときより1年未満の期間とすることのほか、契約解除も損害賠償も認めず補修のみを行うとするもの、瑕疵の個所によっては責任を負わないとするもの等がある。
つまり、引渡しの日から2年以上の期間を定め、その期間内で瑕疵担保責任を負う特約をしても良いといったものであり、宅建業法は、このような買主に不利な特約を制限するとともに、これに反した特約は無効としている(宅建業法40条)。
仮換地 仮換地とは、土地区画整理事業の円滑な進捗と関係権利者の権利関係の速やかな安定を図るために、土地区画整理事業が行われる際に、その事業の対象枠内にある宅地を、工事中、仮の宅地に移動することであり、このようにして指定された土地のことである。
仮換地の指定処分がなされると、従前の宅地の権原に基づいて使用収益をすることができた者は、仮換地の指定の効力発生の日から換地処分の公告がある日まで、仮換地について従前の宅地について有した権利の内容である使用収益と同じ内容の使用収益ができるが、従前の宅地については使用収益ができなくなる。
一般に区画整理後の宅地は、もとの面積より狭くなるが、利用価値が上がり、同時に資産価値も上がることが多い。仮換地では、従前の宅地同様に使用収益できる。
一般に区画整理後の宅地は、もとの面積より狭くなるが、利用価値が上がり、同時に資産価値も上がることが多い。仮換地では、従前の宅地同様に使用収益できる。
仮登記 登記をするのに必要な手続的要件または実体的要件を満たさない場合に、将来される登記(本登記)の順位をあらかじめ保全するために行う登記のことであり、後日要件が完備して本登記がなされれば、仮登記の順位が当該本登記の順位になるという順位保全効を有する(同法7条2項)が、仮登記のままでは対抗力はない。
そのため、後日要件が完備して本登記がなされれば、仮登記の順位が当該本登記の順位になるという順位保全効を有する(同法7条2項)が、仮登記のままでは対抗力はない。
換地処分 認可を受けて決定した換地計画の内容を、各関係権利者に通知することにより、土地区画整理事業における最終的な権利変換のこと。
原則として換地計画に係る区域の全部について土地区画整理事業の工事が完了した後において遅滞なく行わなければならない(区画法103条2項)。
換地処分は、知事の換地処分があった旨の公告により効力を発生する。
危険負担 危険負担とは、双務契約において債務者の責めに帰すべき事由によらず債務が履行できなくなった場合に、それと対価的関係にある債務(反対債務)も消滅するか否かという法律上の問題である。
たとえば、建物の売買契約などの双務契約において、契約後類焼などによって建物が焼け、売主の引渡義務が履行できないようなとき、損害(危険)を当事者のいずれが負担するかの問題等がそれにあたり、建物の引渡義務を負う売主(債務者)が代金を請求しえないとするのが債務者主義、買主(債権者)は代金を支払わねばならぬとするのが債権者主義である。
民法の規定によれば、
(1)不動産のような特定物に関する物権の設定または所有権の移転をもって双務(売買等)契約の目的とした場合は、債権者主義を採っているが、
(2)自動車を10台売買するというように種類と数量だけが定まっているような契約の場合は、どの自動車を売るのかがはっきりした時点、つまり不特定物が特定物に変わったときから、買主である債権者が危険負担することとなり(民法534条)、
(3)その他の場合は債務者主義を採っている(同法536条)。 なお、実際の不動産取引の場合は、民法の規定とは逆に、特約をもって債務者主義を採っているのが一般である。
基準地価 土地を取引するときの基準の1つで、都道府県知事が基準地点(今年は全国で2万4374地点)ごとに毎年7月1日時点の1平方メートルあたりの土地の値段を公表。
毎年7月1日時点の地価を各都道府県ごとに調査し、9月中旬に国土交通省が発表するもので、1月1日時点の公示地価と併せて一般の土地取引の指標となっている。
既存不適格建築物 建築当時は建築基準法などの法令に適合していたが、その後の法改正や条例改正などによって違法状態になってしまった建物のことで、建基法の規定の施行、または改正の際すでに建っている建築物、または工事中の建築物で、当該規定に全面的に、または一部が適合していないものをいう。
違反建築物とは区別され、そのまま使用する分には問題はないとされる。しかし、一定規模以上の増築や改築・大規模修繕等をする場合には、現行の法令に基づいた建物にしなければならない。
また、広告するときも再建築不可と記載する必要がある。
供託 供託は、法令(民法、商法、民事訴訟法、民事執行法等)の規定に基づいて、金銭・有価証券・不動産等の財産を供託所に寄託し、その財産を相手にに受け取らせることによって、一定の法律上の目的を達成するために設けられている制度のこと。
供託の内容を大きく分類すると、
(1)債務消滅のためにする供託(弁済供託)
これは、多くは債権者の受領拒否、受領不能および債務者の過失なしに債権者を確知できないとき(民法494条)等。
(2)債権担保のためにする供託(担保供託)
相手方に生ずる障害を担保するための供託(宅建業法25条、旅行業法7条等)。
(3)単に保管を依頼するだけの供託(保管供託)
他人のものを勝手に処分できない事情があるとき(質権設定の際の支払いに関する供託<同法367条>等)。
(4)その他の供託(特殊供託)
公職選挙立候補者の供託(公職選挙法92条)等。 供託の方法および場所等については、供託法および宅建業法等それぞれの法律で定められている。
共有・準共有 「共有」とは、複数の者がひとつの物の所有権を有する場合をいい、それに対し、「準共有」は賃借権などの所有権以外の財産権を有する場合をいう。(民法264条)
たとえば、数人共同で、物を買ったり相続したりすると共有を生じ、各人はこの物の持分を有することになる。
持分は合意、または法律の規定(民法900条等)で決まるが、それが明らかでない場合は均等と推定されるが(同法250条)、共有者は持分に応じて共有物全部の使用ができる(同法249条)。
共有物の保存行為は単独でできる(同法252条但書)が、管理行為は過半数で決

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